Thursday, January 28, 2010

1月28日 久保田

マルコフ連鎖を用いた住居移動の特性に関する研究
川上光彦
日本建築学会論文報告集 第288号、pp.179-186、1980年2月
http://nels.nii.ac.jp/els/110003886013.pdf?id=ART0005217147&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1262773268&cp=

概要
本研究では、居住移動の定性的分析にマルコフ連鎖を道いる方法について考察を行っている。既存統計資料を用い、マルコフ連鎖が成立するための、2条件式が当てはまるとした場合の現在の住居移動構造が持つモーメント分析を行った。結果としては、住宅統計調査の住居移動に関する資料より、持家、公的借家、民営戸建借家、民営共同借家、給与住宅の5セクターに関する推移確立行列が推定され、新規需要世帯の参入を考慮しない場合の普通世帯に関する所有形態別分布のシミュレーション、終局分布、及び各セクター間の平均第一到達時間、平均帰着時間の計算を行っている。

感想
集計型のシミュレーションではあるが、自分の研究に使えそうな要素が数多くあったので参考にしてみたい。

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