Thursday, January 7, 2010

1月8日 久保田

四大都市圏内政令指定都市における住替え特性
古田健一、中園眞人、岩本慎二、竹下輝和
1993年度第28回日本都市計画学会学術研究論文集pp.481-486
http://pkawap20.ce.t.kanazawa-u.ac.jp/~urbanplan/all/pdf/1993-28-81-481.pdf

研究概要
四大都市圏内政令指定都市を対象に、都市の密度や人口増加などの都市特性を整理したうえで、住宅型による転入率の違い、住替えによる住宅型変化の違い、及び住宅供給による住替えの波及効果の違いを住宅型別に見ることで、都市に固有の住替え特性を明らかにすることを目的としている。
主に、住宅型の視点から住替えの特徴を数値化し、住宅型による市外・市内吸引率等から、住替え効果を考察している。最後に、都市ごとの住替え特徴をまとめ、簡単な比較を行っている。大都市では、共同建持家への住替えが活発であり、東京都区部では同一市内持家住替えの割合が高く、大阪では、市外からの転入による共同建持家への住替えが進んでいる。地方部では、持家への住替えの割合が高い。


感想
自分の研究は、住替え地域の選択を考慮したものであるが、住宅別からの考察や、地方部での持家への住替えの割合が高いという点は参考になると考えられる。

No comments: